私の大切な母へ…
私は、結婚したり、こどもを作って家庭を持つという人生の選択肢もとうの昔に捨てている人間。
こんな性に生まれてしまった自分を知る前から、
この世界が私の居場所だと知ってしまう前から、
その頃はまだおぼろ気に…。
他の人たちとは違うという違和感を感じていたのだったけど…
思えば10代に差しかかる前からそんな事をよく口にしていたのをじぶんでもよく記憶している…
「大人になっても結婚なんかしないよ」と。
そして、私の母…。
私の母もそれを理解しているひと。
私はひとりっ子。
これは…、私が信頼する人に言われた一言。
「でも。おまえがこうじゃなかったら、本当はおまえのお母さんも孫の顔みたいと思ってると思う」
そして、私はその言葉を投げかけられたその日のうちに母に聞いた。
「私がこんなだから、結婚なんてするなとか、あんたがこども育ててる姿なんか想像できないなんて言うんじゃないの?」
「本当だったら。もし私がこんな風じゃなかったら。やっぱり孫の顔みたいとか思うよね?」
母の答えは…
「そうでもないよ。孫はかわいいなんて言う人はいるけど、私はそんなにこだわってないな」
「それより、あんた!あんたが間違って結婚なんかしたら、そっちの方がこころ残りで死んでも死にきれない」
私の母は。
私が高校生のころ既に、私が結婚している生活はあり得ないと、はっきり感じていた様です。
親はよく、子のことを見ていると言いますが、本当にそうなのですね…
私の大切な母へ…
私の性を理解してくれて、本当に感謝してるよ
こんな風に生まれてしまったけれど、私なりに頑張って、私なりの幸せを掴もうと思ってるから…
だから元気で…
私が幸せで微笑んでいる姿を少しでも長く見ていて…
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